食う寝る2人

君は怒るともう喋らなくなって 言葉より先に涙が出てくる
そして泣いたらこの胸うずくまって 僕の服をハンカチ代わりに使う

久しぶりに会うと君は決まって 笑うよりも喜んで泣き出す
別れの時は下手くそな笑顔で 真っ赤な目をして小さく手を振る

君のごめんねは僕を守った
僕のごめんねは君を守れるかな

普通だと思ってた常識も
当たり前だった価値観も
変わりました 変わりました 君が変えました
苦手だった早起きのデートも
少し焦げ付いてるハンバーグも
愛せました 愛せました 君がくれました
僕のアイデンティティ

「今日はどこに行こうか 遊ぶところもなくなってきたね
映画館でも行こうか どうやら泣けるやつがあるらしいよ」
「そうだね それなら家でお笑いのDVDが見たいな
映画を見るより感動するより私はあなたと笑っていたいから」

一体君はなんだ 僕の世界を壊してく そして
君の生きる世界はとても愛しくて

ずっとあてもなく向かってた未来が
当たり前に終わる毎日が
変わりました 変わりました 君が変えました
いちいちつけてくれる記念日も
家でゴロゴロしてるだけの日も
愛せました 愛せました 君がくれました
僕のアイデンティティ

普通だと思ってた常識も
当たり前だった価値観も
変わりました 変わりました 君が変えました
どうでもよかったこの世界を
君が生きているこの世界を
愛せました 愛せました 君がくれました
僕のアイデンティティ
次は最後まで失えるかな